2017年12月12日
奨太郎とゆー 男
人生を歩むにおいて
覚悟を決め 腹をくくらなきゃいけないこともある。
いわゆる ゛男気” ってやつですね。
そんな男気溢れる革職人の物語。
先日開催されたイベント「ハサミのちから」
今年はヘアショー以外にも
クリエイターさんの作品を展示するギャラリーも設置。
そこに展示するクリエイターさん選考をする際
僕は友人の革職人 「奨太郎」 を推薦しようと。
時はさかのぼる事2017 7月
TELにて軽くイベントの趣旨・詳細などを伝えると
即、「ゼヒやりたい」との返答。
その後LINEで彼に送信したのがこちら(原文のまま) ↓↓
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おつー、さっきの話なんだけど
展示クリエイターさんも10人って決まっていて
ホントに厳選して選ばれた人達の作品を展示するんだけど、
選ぶ基準として何か特別な受賞歴があるとか
本気で世界を目指してるとか
沖縄愛をもって社会貢献してるとか
そういったガチで本気なクリエイターさんを応援したいし
そういった方の作品は魂が入ってるし
見る方に何か感じるものがあるから俺らも選んでるんだけど
もししょうたろうも展示をするならそのくらいの覚悟をもって
ただのかっこいい展示ではなく
何かテーマがあったり
世界に発信しても恥ずかしくない作品だったり
誰もが作ったことのないアートな革作品とかを作れるなら参加も検討するけど
ただのノリとか中途半端な気持ちで取り組むならお断りしたいです。
でないと周りのクリエイターさんに失礼だし
何よりしょうたろう本人が浮いてしまうので。
本気でしょうたろうがイベントに向けて取り組んで
新しい革の可能性、クオリティーの高い作品を作れる自信があるのか?
見に来る方を感動させきれるのか?
を聞いて、
本気で取り組んでいくならメンバーで協議していくけど大丈夫かな?
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直後に彼からTELが。
「こんなにガチなやつだとは思わなかった。
正直ビビってる。一晩考えさせてほしい」
とのこと。
翌日
彼からきたLINEがこちら ↓↓
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しゃ!でたい!
めっちゃ悩んだけど期待裏切らない内容でできると思うので検討よろしくでーす!
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とのレスポンス。
マジか!こいつかっけーわ!!
と思ったよね。
今だから言えるが、
一晩考えると言った時点で
きっと断るだろーなー
っと思ってた。
いや、あんなハードルの高い要望を投げつけられると
誰もがそーするだろう。
諦めてた中
ほんの僅かだが期待感もあった。
何故なら・・
彼は「変人」だから w
その僅かな期待を裏切らなかった。
奨太郎とゆー 職人の
「男気」を感じた瞬間だった。
そのレスポンスがきた刹那
きっとスゲー作品を搬入してくるに違いない。
そー確信できた。
そして
男気溢れる革職人の作品がこちら
ピカソの代表作「ゲルニカ」を革で表現。
全長4~5ⅿ程の傑作品!
奨太郎の魂が作品から伝わり
鳥肌全開!!
この作品を制作するにあたり
きっといろんな葛藤や苦労があり
寝る間も惜しみ
創りあげたんだろーなー。
なんて感じ
その後に控える僕らのヘアショーへ向け
良い刺激と活力とエネルギーを頂戴しましたとさ。
これからも
クオリティーの高い作品を作り続けるだろう。
そして
常にユーモア溢れる発想で
革と向き合い
チャレンジし続けるだろう。
今度は美容と革のガチコラボで
面白いことをしたいものだ。
その際もきっと彼はこう言うだろう
:
「しゃ!新しい革命を発信しようぜ!」
そして
個展第32弾
曽山 晴菜氏による
「ハルキリ展」
今月いっぱい展示しております。
是非に。
本日もありがとうございました。
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